髙島理「求究」 by.野村ますみ

桜も満開を迎え気持ちのいい季節になりましたね。いかがお過ごしでしょうか。
お久しぶりです。私は稽古の度に足腰をやられまくっていますけど何か?野村ますみです。

私がご紹介するキャストは、通称“たかしまん”、“髙島理”氏です。
彼とは気づけば知り合ってから10年を超える長いお付き合い。
芝居未経験で他のジャンル(私はダンス、たかしまんはアクション)から
役者になったという共通点があるせいか、何となく“同志”的な存在。

そんな彼を元号風に漢字二文字で表すなら・・・

求究

その身体能力を存分に使ってキレッキレのアクションをするときも、
役者としてその役どころの心情に向き合うときも、
彼の求めて究める姿勢やその結果がそこにある気がします。
求めすぎて究めすぎて苦悩している姿もよく見かけますが(笑)

きっと今回も苦悩しながらも求めて究めて、
素敵な役を作り上げて舞台に立つことでしょう。
もちろんキレッキレのアクションも健在です。
そんなたかしまんも含めて、今回の『慶應不思議草子』は、見どころ満載。
ぜひぜひご来場をお待ちしております。


阿形ゆうべ by野村ますみ

たもっちゃんにたっぷりよいしょされました、『匠』です。
器用貧乏まっしぐらです。
はい、野村ますみです。
たもっちゃん、じゃんじゃん帯結んであげるよ!(単純かっ。)

皆様いかがお過ごしでしょうか。
真紅組は3月にむけ、ガシガシ稽古!な日々です。

さてさて、私がご紹介するのは、
阿形ゆうべ さん、通称かっしゃんです。

かっしゃんは・・・
何といっても『いじられ上手』なお方。
真紅組では、初めまして!のその日からその場にいる全員からいじられまくるという、
気づけば皆に愛され過ぎるほどに愛されてる、魅力あふるる役者さんです。

そんな彼が持つ珠の漢字一文字。
悩んだ末に私が思いついた漢字は、

『奏』

です。
音楽やってるってこともあり、まさに音を「奏でる」人なので。
「奏」という漢字のイメージも、なんだかほわ~んと和やかで、
なんとなく繊細な感じもして。
いつもさりげなく周りに気を遣ってくれるかっしゃんのイメージかな、と。
こだわりを持つ一面もあり、周りの空気をしっかり見てる一面もあり、
・・・で、皆にいじられまくる、愛されてる、と。
なかなかに幅広いジャンルの魅力を持ってる人だと思います。

はてさて、そんなかっしゃんが今回の『馬琴の手蹟』でどんな役を演じるかというと・・・
もちろん言えません。言っちゃいたいけど!
言えないけど、必見ですよ~。
また一つかっしゃんの新しい一面を観ていただけるかと。
ぜひぜひ、近鉄アート館へ確かめにいらしてくださいませ。

ご来場、心よりお待ちしております。

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