10年後の夢

「10年後に近小行くぞ!」
「昔の夢」はこれでしたね。二十歳過ぎの頃、高校時代の友人が立ち上げた小さな劇団に
参加して活動していた頃、当時では到底叶う筈もなかった「近鉄小劇場での舞台公演」でした。

今から考えると、あの頃はいろいろ無茶してたなぁと思います。
素人集団が自分達で一から舞台を作る。
その中でいろいろ失敗もしてしんどいこともあったけど、前に進む突破力がありました。
夢があったんでしょうね。「こんなことしたい」「あんなことしたい」がたくさんあったように思います。

今では芝居でも当たり前に使われているムービングライトですが、当時はそんな照明機材はありません。
人の操作で照明機材を動かして(色も変えて)舞台を派手派手にしてました。
小さな劇場で6人のスタッフが照明機材を動かしていたのです。
客席から見たら相当派手だったと思います。

まあそんなこんなで20代を過ごし、10年後は無理でしたが13年後にその夢は叶いました。
憧れの近鉄小劇場での公演です。当然のことながらムービングライトを沢山使ったド派手な舞台でした。
不思議なもので、初舞台が近鉄小劇場という若者もいましたね。

そして、それから12年後の2014年、夢にも思っていなかった「近鉄アート館での舞台公演」
が実現しました。本当に人生ってわからないものですね・・・。

さて、では「今の夢」は何かというと・・・、
芝居とは全然関係ないのですが、「フルマラソンでサブ4達成!」
「サブ4」とは、フルマラソンを4時間以内に完走することです。
近年のマラソンブームに乗っかって始めたマラソンですが、今の私の体力と走力では到底不可能な記録です。
これをいつか達成したい。できれば地元の大阪マラソンで。
そして、その先は「ウルトラマラソン完走!」
100kmを制限時間内で完走することです。これはもっと無理!
でもいつか必ず達成してみせます!夢は必ず叶うと信じて・・・。

今回の舞台「夢ばかり」は、そんな夢を持った若者が沢山登場します。
いつの時代も夢を持つ若者のパワーはすごい。そんな感じのお芝居です。
ぜひ、劇場へいらしてください。お待ちしております。

東京版はかなり変わります?!/愛飢男

皆さんこんにちは!
愛飢男でございます。

大阪公演にご来場いただいた皆様、
ありがとうございました!
我々はその後も休む間もなく東京公演に
向けて稽古に励んでいます。

東京公演では舞台のサイズが大きく
変わりますので、演出もかなり
変わっています。
(もちろんお笑いネタや殺陣も)

客席から近い分、さらに迫力ある演技が
お楽しみいただけると思います。

ここで、今公演の裏話を少しだけ。
ネタバレになるので多くは語れませんが…。

「宵山の音」、ストーリー自体はオリジナルですが、基本的には史実に沿って作られています。
なので、会話の端々に実際にあった出来事や人物が登場したりします。
幕末の史実に詳しい方は、そういう面でも
楽しめるかもしれませんね。

京言葉や芸妓の踊り、侍達の殺陣など、
幕末の京都の雰囲気満載です!

是非、池袋シアターグリーンへお越し
くださいませ。
お待ちしております!