■公演案内■ | |
チケット情報 前売 一般 \2,300 高校生以下 \1,800 当日 一般 \2,500 高校生以下 \2,000 ペアチケット (前売販売のみ) 一般 \4,000 チケット取扱:チケットぴあ 0570-02-9999 Pコード:783-095 お問い合わせ 090-5657-1192(制作) |
一 心 寺 シ ア タ ー 「 倶 楽 」 大阪市天王寺区逢阪2−6−13 TEL:06−6774−4002 <ー拡大 2004年2月 6日(金)PM7:30 7日(土)PM3:00−PM7:00 8日(日)PM1:00−PM5:00 ※開場は開演30分前。整理券配布は1時間前。 △ JR地下鉄御堂筋線・地下鉄谷町線 △ 天王寺駅正面口より北(右方向)へ谷町筋を徒歩9分 △地下鉄堺筋線△ 恵美須町駅南側出口より浪速警察署の角を東(右)へ。西一心寺入り口を通りにして右に曲がり50メートル。駅より徒歩9分 |
■物語■ |
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「 白 虎 隊 異 聞 」 こ こ に あ り - かつて会津に少年たちがいた。 自分の明日を思い、友と未来を語り、ほのかな恋心を胸に秘めた少年たちが しかし、時代は大きなうねりを上げて少年たちを飲み込もうとしていた! |
会津藩の命運をかけた戦に備え、少年たちは隊に配属される。 その名を、白虎士中隊 そして彼らは慣れない「銃」を手に稽古を始める。戦への稽古を。 「!なんて、音・・・」 「馬鹿!目を瞑る奴がいるか!」 明治維新時、戊辰戦争の中で最も激戦となった会津。 その時、少年たちは何を思っていたのか - |
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会津藩の男の子たちは10歳になると日新館という藩の学校に入学するきまりになっていました。しかし白虎隊の人々は戊辰戦争がはじまったため学校はとざされてしまう。慶応4年(1868)正月、朝廷から幕府を打つ命令が出て300年続いた長い幕府政治は終わりをつげる。しかし悲惨な戦を避けようと会津藩をはじめ東北各藩の連合の願いは新政府には聞き入れられず、逆に新政府軍は会津にむかって大軍を進めてくる。会津が幕府方の大きな勢力をもつ藩だからどうしても攻め滅ぼさなければならないからだ。 会津藩も新政府軍の侵入を防ぐため、もっとも強い朱雀隊を力として第1線に繰り出し、それに続く青龍隊に国境を守らせ、玄武隊、白虎隊、幼少隊はその後備えにとっておく方針をとる。自分たちの生まれ育った、この美しい会津の土を自分たちの手で守りぬこうと白虎隊の少年たちは出陣の嘆願書を自ら差し出し、いつでも戦いのできる部隊に属すこととなる。 新政府軍は会津軍のいちばん手薄な場所を攻め「新政府軍を会津に一歩たりともいれまい」と全力をつくして白虎隊は応戦。しかし少ない兵力ではとても守りきれず新政府軍は一斉に会津領内へなだれ込んできてしまう。会津軍はまったく陣を立て直す暇もなく。。。。 家族や殿様に別れを告げた少年たちは喜び勇んで峠を登って行った。流れる霧の間から会津城下へ進む人馬の姿が。新政府軍です。少年たちは短い木の繁みに隠れ散開。白虎隊は銃の火ぶたを一斉に切る。新政府軍もはげしく応戦。前ばかりでなく左右からも弾丸が飛び、傷ついて倒れる者も続出。新政府軍は白虎隊を四方から取り囲んでしまおうと攻撃を加える。 次第に迫ってくる危機を救うため退却の命令をくだし少年たちは負傷者をいたわりながら崖をよじのぼり、谷間を下り、追われるようにして戦場から退いた白虎隊の少年たちの耳には城の方で聞こえる砲声。体験したことのないすさまじい戦闘と、敗走、睡眠不足と少年たちは疲れ切り、高台からみた鶴ヶ城は黒い煙につつまれ五層の天守閣の白壁には赤い炎が燃えさかり、絶え間なく砲声と銃声がとどろいていた。鶴ヶ城も、もはや落城の運命。 「このまま ぐずぐずしていれば、敵の手にかかって 後の世までも恥じを さらすようなことに なるぞ」 こうして、少年たちは、鶴ヶ城を遙かにのぞむといずまいをただし一礼してから自刃をした。。。。 |