【かんむり座】能勢優菜(劇団TWO OUT)

真紅組はじめましてメンバー紅一点
能勢優菜さんです!

稽古場で初めてお会いした時は、
「あぁ・・・無垢・・・・(>-< )」 姐さん方に揉まれてもそのままで居て・・・ と、勝手に叔母のような気持ちになっていました。 という気持ちのままで思いついたのが 「かんむり座」
春の1等星アルクトゥールスが目印のうしかい座の東隣に
7個の星が半円を描きます。
紀元前3000年頃から存在していた歴史ある星座で
元々は花輪のイメージもあったそうです。可憐!

そして今は、「星の冠」なんてロマンティックな星座。

小さな星座で一番明るい星が2等星のアルフェッカ
ラテン語で「ゲンマ」=「宝石」
もう完璧。

女子力高い星座です。

神話としては結構前置きが長い物語なので割愛しますが、
クレタ島の王女アリアドネが、酒の神ディオニソスに
求婚されたときに贈られた冠が星座となっています。

酒の神・・
酒の神・・・真紅組・・・!!

おおおおおおおお!
なんてぴったり。
酒の神に迎え入れられる能勢ちゃん。
その無垢さ、いつまで保てるか!がんばれ能勢ちゃん!

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※国が変われば、星の見方も変わるってもので
アラビアでは「貧乏人の皿」というとんでもない名称で呼ばれていたりします。
アルフェッカも「欠けたものの明星」
丸いお皿じゃなくて、欠けた皿だからだそう。

【おうし座】おかだまるひ(圜活~ まるかつ~)

1等星アルデバランが目印。
ゴール●セイン●のあれじゃないよ。
そこからアルファベットのV字にならぶ星たち、ヒヤデス星団。

華やかな冬の星座のなかでも
ひっそりと豪華な牡牛座。
牡牛の背中にはプレアデス星団日本でいう「すばる」が輝いていることでもお馴染みです。

ギリシャ神話における神々の王、ゼウスが変身した姿。

…なんで変身したのって?

そりゃあ。一目惚れした人間の姫に会いに行く、果ては連れ去ろうという思惑ですよ…
ゼウスめ…。

さて。牡牛に変身したゼウスは
フェニキアの王女エウロペに近づきます。
大人しく真っ白で美しい牡牛、エウロペはそっと背中に乗ってみました。

途端にすごいスピードで駆け出した牛。
エウロペを背中にのせたまま地中海を渡りクレタ島へたどり着きました。

王女エウロペが降り立った土地は
「ヨーロッパ」として今も残ります。

で。

おかだまるひさん」
まるひさんです。

大先輩です。大ベテランです。
なんだかいつも飄々としてて、
掴み所があるようなないような。

お稽古中では、思い出せない台詞を何とか繋げようと
「えーと、ほら、あれや!あれ!」
と結果指事語で話されたりして
「ベテラーン!!」と皆から総ツッコミを受けるまるひさん。

でも、油断しないでね。
うかうかしてると舞台上で全て持っていかれます。

それは牛に変身して相手の懐に入り込んだ神様みたいに。

相手が気を許してるうちに
懐に入り込んで、いつの間にか自分の空気に変えてしまう。

うーん、さすが大先輩!

あ。可愛い子が好きなのもゼウスに似ています(笑)
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