1等星アルデバランが目印。
ゴール●セイン●のあれじゃないよ。
そこからアルファベットのV字にならぶ星たち、ヒヤデス星団。
華やかな冬の星座のなかでも
ひっそりと豪華な牡牛座。
牡牛の背中にはプレアデス星団日本でいう「すばる」が輝いていることでもお馴染みです。
ギリシャ神話における神々の王、ゼウスが変身した姿。
…なんで変身したのって?
そりゃあ。一目惚れした人間の姫に会いに行く、果ては連れ去ろうという思惑ですよ…
ゼウスめ…。
さて。牡牛に変身したゼウスは
フェニキアの王女エウロペに近づきます。
大人しく真っ白で美しい牡牛、エウロペはそっと背中に乗ってみました。
途端にすごいスピードで駆け出した牛。
エウロペを背中にのせたまま地中海を渡りクレタ島へたどり着きました。
王女エウロペが降り立った土地は
「ヨーロッパ」として今も残ります。
で。
「おかだまるひさん」
まるひさんです。
大先輩です。大ベテランです。
なんだかいつも飄々としてて、
掴み所があるようなないような。
お稽古中では、思い出せない台詞を何とか繋げようと
「えーと、ほら、あれや!あれ!」
と結果指事語で話されたりして
「ベテラーン!!」と皆から総ツッコミを受けるまるひさん。
でも、油断しないでね。
うかうかしてると舞台上で全て持っていかれます。
それは牛に変身して相手の懐に入り込んだ神様みたいに。
相手が気を許してるうちに
懐に入り込んで、いつの間にか自分の空気に変えてしまう。
うーん、さすが大先輩!
あ。可愛い子が好きなのもゼウスに似ています(笑)