真紅組はじましてメンバー、最後の一人!
河野祐記さんです。
「たてびと」さんより参戦ですっ。
たてびとさんといえば、殺陣の手練れさん達ですが
でも今回・・・殺陣・・・あるの?
いえ、お芝居も手練れなんです!ってきっとこの顔が言ってる!
一度だけ、稽古場で代役という名の乱入をしたことがあったのですが(迷惑)
その時に河野くんと絡めるシーンでした。
台詞の行間を膨らませて絡んで行ったら、舞台上初対面にも関わらず
きちんと返してくれました!
素晴らしいチャレンジャー!!
そんな彼はきっと「かに座」です。
目立つ星はないけれど、プレセペ星団を呼ばれる、肉眼では
薄ぼんやりとみえる星団を持ちます。
かに座の神話は、人気が高いです(山本調べ)
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かに座のモデルは化け蟹カルキノス。
うみへび座のモデルである大蛇ヒュドラーの異父兄弟。
カルキノスとヒュドラーはとても仲良し。
同じ沼に住んでいます。
ですがある日、ヘラクレスにヒュドラー退治されそうになります。
(なぜなら怪物だから)
やられそうになったヒュドラーを見捨てることなどできなかった
カルキノス。
飛び出してヘラクレスの足をハサミで切ろうとしました。
けれど・・・
ヒュドラーとの格闘中のヘラクレスは、全く気付かずに
カルキノスを踏み潰しました。
この捨て身の勇気を認められて、化け蟹は天でかに座となりました。
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涙なしでは語れない、この切なすぎる蟹座神話。
愛さずにはいられない、義に厚いカルキノス。
よくわからない乱入者(山本)に果敢に立ち向かい、
舞台上で戦ったその姿勢は。
あの日の河野くんの姿に被るのです。
※舞台上では、踏みつぶせずに終わりました※