猪谷洋子「嫋萩」 by.髙島理

今回もお世話になります。
髙島です。
さてわたくしが紹介いたしますのはいのちゃんこと猪谷洋子さん。
いのちゃん、毎度稽古場での破壊力ったらない。
いつも全力ではしゃぐお姿がほんとにおもしろくて、一挙手一投足から目が離せません。
まさに猪突猛進といったところ。
でも誰よりも稽古好きで慎重派なことが分かってきました。
あの爆発は感覚じゃなくて、何にも代えがたい努力の賜物なんですね。
個人的に初めてお会いした時から印象的なのは、美しいお声だったりします。
あと、そこはかとない気品の高さと、淑女然とした「たおやかさ」。
むかしから萩と臥猪なんて言いまして、猛々しい猪には優しくも芯の強い「萩」の対比がよく似合うと。
それをおひとりで体現されているいのちゃん、なんて縁起のよいお方なのでしょう。
というわけでいのちゃんを表す漢字二文字は「嫋萩」ですね。
いのちゃんの魅力は唯一無二。
今回はチームメンバーも相まって破壊力倍増ですよ。
ぜひとも劇場にて!

「母」 by.高島理(mannequinneko)

いよいよ今週末に迫りました
『馬琴の手蹟』。
八犬伝ということで殺陣だらけではあるものの、
これはまぎれもない家族のお話。
今回もお世話になります、 髙島です。
さて紹介するのは真紅組の『あ』、
あべさん。
長いことお世話になってます。
それはもう『母』のように。
真紅組の発起人または制作として、すべてを見守る母であり、
脚本家として、すべてを産み出す母であり、
飲み会おわりで家になだれ込んで、
無茶ぶりされる食べたいものすべてに応える母であり、笑
(この前あべさんち行ったら実家みたいで困りました。)
時に叱り、時におどけ。
結局この人のもとにみんな集まっているのかもしれません。
こんな可愛いげのない子ばっかいらんと思ってはるでしょうが。