違うからこそ面白い/久保内啓朗

どうも!久保内啓朗です。
あ、これで“くぼうち ひろあき”と呼びます。名前の方を初見で一発で呼ばれたのは、まだ人生で2回だけです(笑)

今回3年ぶりに真紅組さんが再始動されるとのことで、僕が最後に出演させていただいたのが『慶應不思議草子』だったので、実に4年ぶりの参加となります。

真紅組さんは僕が今以上にペーペーの頃からお世話になっていて、たくさん今に繋がる考え方や経験を頂いた場所なので、オファーをいただいた時に一も二もなく速攻で参加させていただきました(笑)

さてさて、ブログのテーマが「新たな挑戦」ということで、今回の公演において僕の新たな挑戦といったらこれを置いて他にないでしょう・・・

そう・・・

「関・西・弁」です!!!!

・・・・・

いや、ちょっと待ってください、こいつは何を言ってるんだろうってブラウザバックしないでください。

というのも、僕は元々北海道出身で関西の方に来てから15年ほど経つのですが、地元があまり方言が強くなかったのと、仕事柄関西弁をあまり使わない機会の方が多かったので、15年過ごしていてもほとんど言い回しが体に入っていなくて。

んで、今回の作品は大阪の道頓堀にまつわるお話なので、そりゃもう台詞もバリバリの関西弁な訳でして。

本読みとかで僕が台詞を読む度に、皆さんの笑いと生暖かい視線をいただく訳ですよ。
(皆さんが面白かったのであればそれはそれで良いんですが ←いいんかい)

とはいえ、やっぱり本番の時にはちゃんと関西弁で台詞を話したいし、その上で違和感の無いものにしたいな、という思いがあったので。

今回共演させていただく、愛さんに台詞を喋ってもらって録音したものをヘビロテして聴いたり、古田さんにアクセントなどを毎回チェックをもらったりと、お二人を筆頭に皆さんのお力を借りながら、少しずつ練習を重ねていっています。

そういえば、前の『慶應不思議草子』の時も方言を使う役をやらせて頂いて、その時も「方言むっず!言葉って難しい!!」ってなってた記憶があるんですが、

でも稽古を重ねる度に、やっぱり“言葉”って力があるし、面白いなって思います。

そして色んな言葉の“違い”があるように、人もみんな“違う部分”があることで、その違いを知っていったり、違うもの同士がたくさん集まって一つのことを成し遂げるからこそ、面白いものが生まれるんだな、って思います。

たくさんの人と想いが集まって、一つの堀を作りあげていく様を描いた今回のお話。

真紅組 番外公演 Team Dolls&Guys
『おしてるや 〜君を想ふ〜』

是非、劇場で楽しんでいってくださいね!