スタッフ紹介/阿部遼子

真紅組の『あ』、あべさん。
毎公演お声かけいただきありがとうございます。
あべさんちで携帯ごとズボンを洗濯してもらったことがあります。
高島です。

かれこれ10年くらいのお付き合いになるのですかねー。
役者と制作をばりばりこなす才媛というイメージは今も昔も変わりません。
いやほんと。
それに加えて脚本、お笑い、首が取れる、宙に受けるなどなど、もうチート。
最強です。

でもリーダー然とはしてないのですねー。
がっつり説教した後に、台無しにするほどの笑いを作ってはります。
おそらく意図されたものではなさそうですが。
絶妙です。

さすがあべさん。

最近嗜好が割と似てることを知りました。
朝が弱いことは昔から知ってました。
勝手に親近感。

今回のお芝居、あべさんとお話してて、
こんなのやりません?という雑談から始まっております。
でも400周年ってのはあとで知りました。
こんなのとはこれいかに?
ぜひぜひお越しくださいませ。

墨、人を磨す

三連稽古第一弾の中日。
外では台風による雨風がわんわん言ってますが、もっともっとよいものにするべく絶賛あがき中。

今回もお世話になります。
高島理です。

さて「夢中なこと」、「書道」ですかね。
めざせ文武両道。

むかーし、やってたんですけどね。
段位を持っていたような記憶もあるものの、めっきり筆を持つこともなくなってました。
最近、自筆で手紙をしたためる機会が何度かあり、自分の「思い」を「文字」にするという作業のすばらしさを再認識しました。
その後、ふつふつと筆欲がよみがった次第で。
今は、母の影響と視覚にかかわる仕事に携わっていたことも手伝って「かな書道」と呼ばれるものに落ち着きました。
あのほらミミズみたいなやつ。

この際、むつかしいことは置いといて。
デザイン的な魅力はもちろん、集中力や精神力、無心を身につける練習にもなりますよ。
書写なんかはいろんな言葉や思いに触れ合う絶好のチャンスです。

心を落ち着かせて、姿勢を正して、書を通して自分と向き合う。
ゆったりとした時間を経て、ものづくりにもう一度取り組む。

メールやラインもいいですけどね、自分の心を言葉にして文字にする。
むつかしいけど、なにより素敵な作業なんじゃないかなーってしみじみ思います。
皆さんも自分の大好きな人に手紙を書いてみては?